酒船石遺跡
奈良県明日香村岡にある、いくつかの石造物からなる遺跡 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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酒船石遺跡(さかふねいしいせき)は、奈良県明日香村岡にある、いくつかの石造物からなる遺跡。
以前から知られている酒船石に加えて、平成12年(2000年)の発掘で発見された亀形石造物と小判形石造物および砂岩石垣・版築などの周辺の遺構を含めて酒船石遺跡と呼ぶようになった。この命名は明日香村教育委員会によるが、研究者には酒船石と亀形石造物との関連性を疑う意見も強く、この名称は適当ではないとの意見も存在する[1]。
この遺跡は、田身嶺(多武峰〈とうのみね〉とは場所・範囲が違い読み方も不明[1])にあった両槻宮の一部、あるいは両槻宮への入り口施設だとの論議があるが[1]、考古学的には否定されている[2]。