統合図書館システム
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統合図書館システム(とうごうとしょかんシステム、英語: Integrated Library System, ILS)は、図書館管理システム(英語: Library Management System, LMS)とも呼ばれ[1][2]、図書館のエンタープライズリソースプランニングシステムであり、所蔵資料、発注済みのオーダー、支払い済み請求書、および貸出利用者を追跡するために使用される。
ILSは通常、リレーショナルデータベース、そのデータベースと対話するためのソフトウェア、および2つのグラフィカルユーザインタフェース(1つは利用者用、もう1つはスタッフ用)で構成される。ほとんどのILSは、ソフトウェア機能をモジュールと呼ばれる個別のプログラムに分割し、それぞれが統合されたインターフェイスに統合されている。モジュールの例には、次のものが含まれる。
- 選書購入(資料の注文、受け取り、請求)
- 目録作成(資料の分類と索引付け)
- 貸出・返却(利用者に資料を貸し出し、返却する)
- 雑誌(雑誌、雑誌、新聞の所蔵を追跡する)
- オンラインパブリックアクセスカタログまたはOPAC(パブリックユーザインタフェース)
各利用者と資料には、ILSがそのアクティビティを追跡できるようにするデータベース内の一意のIDがある。