王立音楽大学
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王立音楽大学(おうりつおんがくだいがく)、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック(英語: The Royal College of Music)は、ロンドンにある名門の音楽学校である。略称はRCM(カレッジ)[注釈 1]。現在はイギリス国王チャールズ3世が総長を務めている。英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)によるQS世界大学ランキングのパフォーミングアーツ部門では2022年に初めて世界ランキング1位を獲得し[3][4]、2023年も首位を維持している[5]。
旧称 | National Training School for Music |
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種別 | 国立大学 |
設立年 | 1882 |
資金 | £28.8 million[1] |
理事長 | Robert Winston |
学長 | チャールズ3世 |
校長 | Colin Lawson |
学生総数 | 810[2] |
学部生 | 425[2] |
大学院生 | 380[2] |
所在地 |
イギリス ロンドン, サウス・ケンジントン |
キャンパス | 都市型 |
Conservatoires UK Associated Board of the Royal Schools of Music | |
公式サイト |
www |
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学部レベルから博士レベルまで演奏、作曲、指揮、音楽理論と音楽史など全方位的な西洋音楽教育を行っている。研究分野では古楽器演奏と演奏科学(英語版)の実績に強みがあり、インペリアル・カレッジ・ロンドンとのパートナーシップで設立された演奏科学センター(Centre for Performance Science)が知られている[6]。
国立音楽養成学校(National Training School for Music)の後継校として、当時の王太子であったアルバート・エドワード(後のエドワード7世)により1882年に設立され、ジョージ・グローブ(George Grove)を理事長に迎え1883年に開校した。1894年にロンドンはケンジントン地区の現所在地に移転したが、この年にチャールズ・ヒューバート・パリー(Hubert Parry)が理事長に就任し、1918年まで職を務めた。
1894年に開放された赤いレンガ造りの建物は建築家のアーサー・ブロムフィールド(英語版)によって設計された。隣にインペリアル・カレッジ・ロンドン、反対側にロイヤル・アルバート・ホールがある。大学内にはまた、広大な楽器の博物館があり、一般に公開されている。