屋根 (映画)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『屋根』(やね、Il tetto)は、1956年に公開されたイタリアの映画[1]。ネオレアリズモ末期の作品の一つとして知られ[1]、当時広まったローマの住宅危機とスラムでの住宅事情を背景に、新婚夫婦の住居探しを描いている[2][3][4]。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。主演には、児童用品店の売子だったガブリエラ・パロッタ(イタリア語版)とサッカー選手のジョルジョ・リストッツィ(イタリア語版)という、当時共に素人だった人物が起用された[5]。
概要 屋根, 監督 ...
屋根 | |
---|---|
Il tetto | |
主演のガブリエラ・パロッタとジョルジョ・リストッツィ | |
監督 | ヴィットリオ・デ・シーカ |
脚本 | チェーザレ・ザヴァッティーニ |
原案 | チェーザレ・ザヴァッティーニ |
製作 |
ヴィットリオ・デ・シーカ マルチェロ・ジローシ |
出演者 |
ガブリエラ・パロッタ ジョルジョ・リストッツィ |
音楽 | アレッサンドロ・チコニーニ |
撮影 | カルロ・モンテュオリ |
編集 | エラルド・ダ・ローマ |
製作会社 | ティタヌス |
配給 |
ティタヌス イタリフィルム・NCC |
公開 |
1956年10月6日 1957年1月15日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
興行収入 | £230,553,240 |
テンプレートを表示 |
閉じる
第9回カンヌ国際映画祭にて、国際カトリック映画事務局(OCIC)賞を受賞した[6]。