ピローク
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ピローク(ロシア語: пиро́г; IPA: [pʲɪˈrok] ( 音声ファイル)、複数形:пироги、ベラルーシ語: пірог、北部サーミ語: pirog、ウクライナ語: пиріг、複数形:пироги、ラテン文字:Pirog / pyrih、ピローグと表記されることもある)は、東スラヴで主に作られているパイである。ピロークには甘いものと肉や野菜を詰めた惣菜になっているものがある。ピロークという名称はスラヴ祖語で「宴」や「祝祭」を表す単語「ピル(пир)」に由来しており[1][2]、現代においても慶事の際に食べることがある[3]。ピロークは片手で食べることのできる惣菜パンのような形状をしているピロシキ(ロシア語: пирожки、ウクライナ語: пиріжки)とは異なり、パイとして作られる。