ハミルトン (ミュージカル)
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『ハミルトン』(英語: Hamilton: An American Musical)は、ロン・チャーナウによる2004年の伝記『Alexander Hamilton』を基に、アメリカ合衆国建国の父の一人アレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップ音楽で綴ったミュージカル作品。脚本・作曲・作詞・主演をリン=マニュエル・ミランダが務めている[1][2][3]。ヒップホップ・ミュージック、コンテンポラリー・R&B、ポップ・ミュージック、ソウルミュージック、ショー・チューンを融合し、建国の父を含む歴史上実在の人物でさえも白人ではなく有色人種が配役されている[4][5][6]。批評的にも興行収入的にも成功している。
ハミルトン Hamilton | |
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An American Musical | |
作曲 | リン=マニュエル・ミランダ |
作詞 | リン=マニュエル・ミランダ |
脚本 | リン=マニュエル・ミランダ |
原作 |
ロン・チャーナウ 『Alexander Hamilton 』 |
初演 |
2015年1月20日 – アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク パブリック・シアター |
上演 |
2013年 ワークショップ 2015年 オフ・ブロードウェイ 2015年 ブロードウェイ 2016年 シカゴ 2017年 第1回全米ツアー 2017年 ウェストエンド 2018年 第2回全米ツアー |
受賞 |
List of awards
トニー賞 ミュージカル作品賞 トニー賞 ミュージカル脚本賞 トニー賞 オリジナル楽曲賞 グラミー賞 ミュージカル・シアター・アルバム賞 ローレンス・オリヴィエ賞 新作ミュージカル作品賞 ローレンス・オリヴィエ賞 音楽功労賞 ドラマ・デスク・アワード ミュージカル作品賞 ドラマ・デスク・アワード 音楽賞 ドラマ・デスク・アワード ミュージカル脚本賞 ドラマ・デスク・アワード 作詞賞 ニューヨーク演劇批評家サークル賞 ミュージカル作品賞 外国批評家サークル賞 新作オフブロードウェイ・ミュージカル作品賞 外国批評家サークル賞 新作楽曲賞 外国批評家サークル賞 ミュージカル脚本賞 ルシル・ローテル賞 ミュージカル作品賞 オビー賞 新作アメリカ作品賞 ピューリッツァー賞 戯曲部門 ドラマ・リーグ賞 ミュージカル・プロダクション賞 Broadway.com観客賞 ミュージカル作品賞 |
ウェブサイト | https://hamiltonmusical.com |
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2015年2月、オフ・ブロードウェイにあるパブリック・シアターで開幕し、全公演完売となった[7]。2015年8月、ブロードウェイにあるリチャード・ロジャース劇場に移行し、批評的に多大な評判を受け、かつてない興行成績となった[8]。
2016年には第70回トニー賞13部門16ノミネートを獲得し、全部門及びトニー賞史上最多ノミネート記録となった[9][10]ほか、楽曲賞を含む11部門受賞に輝いた[11]。さらにグラミー賞ミュージカル・シアター・アルバム賞、ピューリッツァー賞 戯曲部門を受賞した。2015年、オフ・ブロードウェイ公演はドラマ・デスク・アワードにおいて14部門でノミネートされ、ミュージカル作品賞を含む8部門で受賞した。
2016年9月、CIBCシアターでシカゴ公演のプレビュー公演が開幕し、翌10月、正式に開幕した[12]。2017年12月、ロンドンにあるヴィクトリア・パレス・シアターでウエスト・エンド公演が開幕し、ローレンス・オリヴィエ賞において新作ミュージカル作品賞を含む7部門で受賞した[13]。2017年3月、第1回全米ツアー公演が開幕した[14]。2018年2月、第2回全米ツアー公演が開幕した[15]。