クヌム神殿 (エレファンティネ)
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クヌム神殿(クヌムしんでん、英: Temple of Khnum)は、ナイル川のアスワン地域に位置する中州のエレファンティネ島にある古代エジプト神殿(英語版)の1つである。ナイル川第1急湍(英語版)付近にあり、ナイル水源の守護神として[1][2]、ナイル川の氾濫と肥沃(ひよく)な泥土(シルト[3]〈ナイル・シルト(英語版)〉)に関わる雄羊神クヌムに捧げられた[4][5]。クヌム神殿が造営されたエレファンティネ島は、古代エジプトにおいて上エジプトの第1州(ノモス)であり、これより南の地域(ヌビア[6])の国境をなす要地であった[7]。