ウェスト・ポイント墓地
米国陸軍士官学校の敷地内に位置する歴史的墓地 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ウェスト・ポイント墓地 (英:West Point Cemetery) は、ニューヨーク州ウェスト・ポイントの米国陸軍士官学校の敷地内に位置する歴史的墓地である。ハドソン川を見渡す位置にあり、軍の墓地として公式指定を受けた当時は、アメリカ独立戦争の兵士や、1817年より遥か以前のウェスト・ポイント住民のための埋葬地として供された。同地域は、公営墓地に正式指定される1817年以前から「ドイツの平原 (German Flats)」として知られていた。それ以前は、いくつかの小規模な埋葬地が点在し、埋葬場所とされていた。これら小区画の墓や、墓穴の掘削作業中に発見された遺骸は、別の場所へ移された。墓地へ向かう道は1840年に改良工事がなされ、管理人小屋は1872年に建てられた。管理人小屋には墓地管理事務所の他、現在では士官学校の監察官事務所も入居している。墓地内には記念碑がいくつか建っている。例えば、デイド記念碑(英語版)、士官学校生記念碑(英語版)、ウッド記念碑(英語版)、マーガレット・コービン記念碑(英語版)などである。