ビル・ボウリー
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ウィリアム・ボウリー(William Bowrey、1943年12月25日 - )は、オーストラリア・シドニー市出身の男子テニス選手。
彼のフルネームは William Walter Bowrey (ウィリアム・ウォルター・ボウリー)というが、本記事では「ビル・ボウリー」(Bill Bowrey)の見出しで記述する。彼には“Tex”(テックス)という愛称もあった。
1968年の全豪選手権男子シングルス優勝者で、テニス4大大会でプロ選手の出場を解禁する「オープン化措置」が実施される直前の、最後の「全豪選手権」で優勝した人である。
ボウリーは長身と長い手足の持ち主で、プレースタイルは当時としてはやや派手であったが、オールラウンド・プレーヤーとして高い人気を持っていた。国際テニス殿堂入りした女子の名選手、レスリー・ターナーの夫としてもよく知られる。