伽藍とバザール
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『伽藍とバザール』(がらんとバザール、英: The Cathedral and the Bazaar、カテドラルとバザール)は、エリック・レイモンドによって書かれたオープンソースソフトウェア(OSS)のソフトウェア開発方式に関するエッセイおよび書籍である[1]。
概要 伽藍とバザール The Cathedral and the Bazaar: Musings on Linux and Open Source by an Accidental Revolutionary, 著者 ...
伽藍とバザール The Cathedral and the Bazaar: Musings on Linux and Open Source by an Accidental Revolutionary | ||
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著者 | Eric S. Raymond | |
訳者 | 山形浩生 | |
イラスト | Liubov S. Popova | |
発行日 | 1999 | |
発行元 | O'Reilly Media | |
ジャンル |
ノンフィクション、随筆 オープンソース、ソフトウェアリリースライフサイクル、トップダウン設計とボトムアップ設計 | |
国 | アメリカ合衆国 | |
言語 | 英語 | |
形態 | 著作物 | |
ページ数 | 241 | |
次作 | ノウアスフィアの開墾 | |
公式サイト | www.catb.org | |
コード |
ISBN 978-1565927247 ISBN 978-4904807026(日本語訳版) | |
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当記事では、Cathedralの訳語に伽藍、Bazaarの訳語にバザールを使用する。訳語については、「Cathedral」の日本語訳の節を参照されたい。
伽藍方式としてGNU Emacsの開発スタイル、バザール方式としてLinuxカーネルの開発スタイルとFetchmailのマネージメント経験を挙げ、ソースコードを常時公開して多くの利用者・開発者がソフトウェア開発に携わる開発手法のメリットを主張している(「ソースコードを常時公開して多くの利用者・開発者がソフトウェア開発に携わっている」、という点はGNU Emacsでも後者と全く同じである。従って主張されているメリットは、「伽藍方式」と「バザール方式」の違いのうち、それとは異なる点に由来する)。