2010年イギリス労働党党首選挙
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2010年イギリス労働党党首選挙(英: 2010 Labour Party leadership election)とは、イギリスの政党・労働党の党首を決定した選挙。
概要 候補者, 第1回投票 ...
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5月6日に行われた総選挙の結果、保守党306議席、労働党258議席、自由民主党57議席となり庶民院はどの党も単独過半数を得られずハング・パーラメントと化し、労働党は与党の座から滑り落ちた。5月10日、首相で労働党党首のゴードン・ブラウンが辞任を表明した上で、9月の労働党大会までに新党首が選出されるべきだと表明したことから、事実上の党首選挙がスタートした[1][2][3]。
党の公式声明では、全国執行委員会(National Executive Committee)が選挙日程を定め、その結果が9月25日の党大会で発表されるべきであるとされた[4][5]。
選挙には5人が出馬したが、事実上はデイヴィッド・ミリバンドとエド・ミリバンドの実の兄弟による一騎討ち状態であり、党首選挙としてだけでなく、兄弟対決としても大いに話題を呼んだ。最終的に、弟のエド・ミリバンドが新党首に選出された。