鱗状骨ウィキペディア フリーな encyclopedia 鱗状骨とは高等脊椎動物の頭骨を成す骨の一つ。頭骨における頬の領域の主成分であり、側頭骨と耳孔の間にあり、眼窩を固定している。後方の骨すなわち口蓋複合体の後部要素である方形骨および翼状骨と連接する。頬骨が前後に接しており、方形頬骨が腹側に接している。ヒトを含む多くの哺乳類では、側頭骨を形成するために辺縁骨および耳骨房と癒合し、側頭鱗と呼ばれる状態になっている[1]。 Sqで示された部分が鱗状骨
鱗状骨とは高等脊椎動物の頭骨を成す骨の一つ。頭骨における頬の領域の主成分であり、側頭骨と耳孔の間にあり、眼窩を固定している。後方の骨すなわち口蓋複合体の後部要素である方形骨および翼状骨と連接する。頬骨が前後に接しており、方形頬骨が腹側に接している。ヒトを含む多くの哺乳類では、側頭骨を形成するために辺縁骨および耳骨房と癒合し、側頭鱗と呼ばれる状態になっている[1]。 Sqで示された部分が鱗状骨