電気・ディーゼル両用車両(でんき・ディーゼルりょうようしゃりょう)は、電気とディーゼルの動力源を、走行する区間の電化状況や用途に応じて切替可能な鉄道車両である。バイモード車両とも呼ばれる。電化区間では架線・第三軌条より集電する電気機関車や電車、非電化区間ではエンジンを動力源とするディーゼル機関車や気動車として走行可能な機能を有する。
ディーゼルエンジンで発電機を駆動する電気式のディーゼル機関車・気動車とは異なる概念であるが、構造上優位であることから電気・ディーゼル両用車両のディーゼルモードは通常電気式である。