長い首の聖母
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『長い首の聖母』(ながいくびのせいぼ、イタリア語: Madonna dal collo lungo、英: Madonna with the Long Neck)は、イタリアのマニエリスム期の画家、パルミジャニーノの油彩画で、1535-1540年ごろに制作された。天使と聖母子が描かれている絵画は、1534年にパルマ[1] の最も有名な一族の一つであったエレアナ・タリアファーリがサンタ・マリア・ディ・セルヴィ聖堂の中の彼女の夫を埋葬した礼拝堂のために注文した[2]が、1540年のパルミジャニーノの死で未完成のまま残された。トスカーナ大公国のフェルディナンド・デ・メディチ (大公子) は、1698年に作品を購入し、1948年以降、ウフィツィ美術館に展示されている[3]。