腎静脈
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腎静脈(英:renal vein)は腎臓から還流する静脈で腎臓と下大静脈をつないでいる。
概要 静脈: 腎静脈, 英語 ...
静脈: 腎静脈 | |
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腎臓を前面から見たところ。腎臓につながっている管が腎静脈で、左腎静脈(むかって右側)のすぐ上には上腸間膜動脈の起始がある。 | |
英語 | renal vein |
ラテン語 | venae renales |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
血液の排出元 | 腎臓 |
起始 |
葉間静脈 |
合流 | |
動脈 | |
MeSH | Renal+Veins |
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重複腎静脈と呼ばれる稀な場合を除いて、腎静脈は両側に1本ずつだけある[1]。左右の静脈の位置関係は以下の通り。
腎静脈は腎臓近くで2本に分かれており
- 前半分からの血液を受ける"腎静脈前枝"
- 後半分から血液を受ける"腎静脈後枝"
の2つがある。これらはさらに枝分かれしている。また、尿管からの静脈も一部受けていることがある。