聖母の結婚 (ペルジーノ)
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『聖母の結婚』(せいぼのけっこん、伊: Lo Sposalizio della Vergine, 仏: Le Mariage de la Vierge, 英: The Marriage of the Virgin)は、盛期ルネサンスのイタリアの巨匠ピエトロ・ペルジーノが1504年に制作した絵画である。油彩。主題は外典福音書やヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』で語られている聖母マリアとナザレの聖ヨセフの結婚である。聖母の聖遺物である結婚指輪が納められたペルージャ大聖堂(英語版)の聖指輪礼拝堂(Cappella del Santo Anello)の祭壇画として制作された。フランス、カルヴァドス県カンのカン美術館(英語版)に所蔵されている[1][2]。