聖母のエリザベト訪問 (ラファエロ)
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『聖母のエリザベト訪問』(せいぼのエリザベトほうもん、伊: Visitazione, 英: Visitation)は、盛期ルネサンスのイタリアの巨匠ラファエロ・サンツィオが1517年頃に制作した絵画である。油彩。主題は『新約聖書』「ルカによる福音書」1章で語られている聖母マリアの訪問を受ける聖エリザベトから取られている。教皇侍従(英語版)でありラファエロの友人であったジョバンニ・バティスタ・ブランコニオ(英語版)の発注で、アブルッツォ州アクゥーイラのサン・シルヴェストロ教会(英語版)のブランコニオ家礼拝堂のために制作された[1][2][3]。現在はマドリードのプラド美術館に所蔵されている[1][2][3]。