盲人の治癒 (エル・グレコ、ドレスデン)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『盲人の治癒』(もうじんのちゆ、西: La curación del ciego、英: Healing of the Man Born Blind) は、ギリシャ・クレタ島出身であるマニエリスム期のスペインの巨匠エル・グレコが板上にテンペラで制作した『新約聖書』主題の作品である。画家は1576年の後半、スペインに渡ったが、本作は画家がヴェネツィアに滞在していた1567-1570年頃に描かれた[1][2]。同主題の作品は3点あり、本作がもっとも初期のもので、続いてメトロポリタン美術館所蔵の『盲人の治癒』、最後にパルマ国立美術館所蔵の『盲人の治癒』がローマで描かれたと思われる[1]。現在、本作はドレスデンのアルテ・マイスター絵画館に所蔵されている[3]。
概要 作者, 製作年 ...
スペイン語: La curación del ciego 英語: Healing of the Man Born Blind | |
作者 | エル・グレコ |
---|---|
製作年 | 1567-1570年頃 |
寸法 | 65.5 cm × 84 cm (25.8 in × 33 in) |
所蔵 | アルテ・マイスター絵画館、ドレスデン |
閉じる