河川防衛艦隊
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河川防衛艦隊(かせんぼうえいかんたい、英語: River Defense Fleet)は、南北戦争初期において、アメリカ連合国(南部連合)がニューオーリンズ防衛のため14隻の船舶を以て編成した部隊である。所属船舶はいずれも連合国陸軍省(英語版)の命令によって接収された商船ないし曳船で、1門ないし2門の火砲、エンジンを保護する隔壁、衝角として用いることができる頑丈な船首などを追加することで、軍艦に改装されていた。名目上は連合国陸軍の一部隊とされていたものの、各船舶に乗り込んだ士官全員と水兵の大部分は民間人だった。艦隊のうち、一部はミシシッピ川南部に留まり、一部は合衆国軍(北軍)の侵攻を食い止めるべく北部へと派遣された。
概要 河川防衛艦隊 River Defense Fleet, 活動期間 ...
河川防衛艦隊 River Defense Fleet | |
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活動期間 | 1862年3月 - 6月 |
国籍 | アメリカ連合国 |
軍種 | アメリカ連合国陸軍 |
主な戦歴 | ジャクソン砦・セントフィリップ砦の戦い プラム・ポイント・ベンドの戦い(英語版) メンフィスの戦い |
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南部に残った艦隊は、ジャクソン砦・セントフィリップ砦の戦いに参加した。また、北部に派遣された艦隊は、プラム・ポイント・ベンドの戦い(英語版)およびメンフィスの戦いに参加した。河川防衛艦隊が北軍船舶に対抗できたのは非常に限られた状況下においてのみで、大抵の場合は圧倒されていた。1862年半ばまでに、北軍による撃沈、あるいは乗組員による放棄によって、船舶は数を減らし続け、河川防衛艦隊は壊滅した。