歴史的城塞都市カルカソンヌ
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この項目では、カルカソンヌ市内の世界遺産登録区域について説明しています。地方自治体としてのカルカソンヌ市については「カルカソンヌ」をご覧ください。 |
「歴史的城塞都市カルカソンヌ」は、フランス南西部の都市カルカソンヌのうち、城壁に囲まれた部分を指す、ユネスコ世界遺産としての登録名(ID345)。世界遺産登録後は、フランス国内ではモン・サン=ミシェルに次ぐ年間来訪者数を誇る一大観光名所となっている。
概要 歴史的城塞都市カルカソンヌ(フランス), 英名 ...
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カルカソンヌの城壁都市及びオード川に架かるヴュー橋 | |||
英名 | Historic Fortified City of Carcassonne | ||
仏名 | Ville fortifiée historique de Carcassonne | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (2),(4) | ||
登録年 | 1997年(ID345)[1] | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
地図 | |||
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かつては、この部分だけでカルカソンヌ=シテという独立したコミューンだったが、現在は周辺も含めてカルカソンヌ市となっている(以下、本項目では便宜上「カルカソンヌ」ないし「シテ」はこの旧「カルカソンヌ=シテ」を、「カルカソンヌ市」は現在のコミューンとしてのカルカソンヌを指すものとする)。
ガロ=ローマン期から続くこの都市は、オード川右岸に沿って、現在のカルカソンヌ市内南東部に位置しており、ひとつの城(コンタル城)とひとつのバシリカ(サン=ナゼール大聖堂)を抱えている。