抱神者シメオン
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抱神者シメオン (ほうしんしゃしめおん、ギリシア語: Συμεών ο Θεοδόχος[1], ロシア語: Симеон Богоприимец[2], 英語: Simeon the Godbearer[3])とは、ルカによる福音書2:25 - 35に記されている、幼子イエス・キリストを抱き上げた人物。
概要 抱神者シメオン, 抱神者・預言者 ...
抱神者シメオン | |
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『抱神者シメオン』(アレクセイ・イェゴロフ画) | |
抱神者・預言者 | |
他言語表記 |
ギリシア語: Συμεών ο Θεοδόχος ロシア語: Симеон Богоприимец 英語: Simeon the Godbearer |
崇敬する教派 | 正教会、カトリック教会、聖公会、ルーテル教会 |
記念日 | 正教会・カトリック教会: 2月3日(ユリウス暦使用教会では2月16日に相当) |
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抱神者とは、このシメオンが神であり人であるイエスを抱いたとされることを以て正教会で用いられる聖人としての称号[4]。正教会以外の他教派においては「預言者シメオン(Prophet Simeon)」[5]「聖シメオン(Holy Simeon)[6]」「老シメオン」などと表記されるケースがある。
ルカによる福音書によれば、シメオンは聖霊により、メシヤ(キリスト)を見る前には死なないと示されていた。カトリック教会の『ヌンク・ディミティス』、正教会の『聖抱神者シメオンの祝文』の詞は、ルカによる福音書2:29 - 32に書かれている、シメオンがキリストであるイエスを抱き上げた時に歌ったものが元になっている[7]。