山海関
万里の長城の最東端 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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山海関(さんかいかん、満洲語:ᡧᠠᠨᠠᡥᠠ
ᡶ᠋ᡠᡵᡩ᠋ᠠᠨ[1]、転写:šanaha furdan)は、万里の長城の一部を構成する要塞。河北省秦皇島市山海関区に所在。華北と東北の境界である、河北・遼寧省境が渤海に会する位置にある。嘉峪関と共に万里の長城で要衝であった。中国の5A級観光地(2007年・2018年認定)[2]。
この項目では、建造物について説明しています。区については「山海関区」をご覧ください。 |
2009年に中国政府が遼寧省虎山の虎山長城が長城の東端と訂正するまで、山海関から延びた城壁が海岸から突き出た「老龍頭」が長城の東端とされていた。「天下第一関」と称されるが、これは山海関の著名性を表したものではなく、東から数えて最初の関所であったことを示す。
山海関より西側を「関内」と称し、東側の満洲を「関東」もしくは「関外」という。かつて日本の租借地であった関東州や、そこに駐留した関東軍の名称もこれに由来する。