国王そを欲す
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国王そを欲す(こくおうそをほっす、アングロ=ノルマン語: Le Roy le veult)、または女王そを欲す(こくおうそをほっす、La Reyne le veult)は、アングロ=ノルマン語の成句。連合王国議会において、君主が公法案(英語版)(議員提出法案(英語版)を含む)に裁可を与えたことを示すときに使われる。
1066年のノルマン・コンクエストから1488年まで議会と司法の事務に(知識人層の言語とされた)フランス語が使われていた時代の名残であり、現代では議事進行で引き続き使用される数少ないアングロ=ノルマン語成句の1つである。
カナダ議会ではこの成句の英語と現代フランス語版が国王の裁可の儀式に使われており、アングロ=ノルマン語は使われていない[1]。