利用者:舎利弗/ボロブドゥール遺跡
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ボロボドゥール(英語: Borobodur、ジャワ語: Barabudhur)はインドネシア、中部ジャワ州、マゲラン県にある大乗仏教寺院石造遺跡。円形ホーム三面が上にある方形ホーム六面からなり、レリーフパネル2672面と仏像504体で飾られている。[1]主ドームは上のホームの中央にあり、有孔ストゥーパにおいて釈迦坐像72体に囲まれている。世界で一番大きな伽藍。[2]
ボロブドゥール Borobudur Barabudhur | |
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世界遺産ボロブドゥール | |
基本情報 | |
所在地 | |
座標 | 南緯7度36分29秒 東経110度12分14秒 |
宗教 | 仏教 |
県 | マゲラン県 |
州 | インドネシア |
州 | 中部ジャワ州 |
現況 | 遺跡 |
建設 | |
建築家 | グナダルマ |
形式 | 寺院 |
着工 | 800年頃 |
完成 | 825年 |
建築物 | |
横幅 | 123m |
奥行 | 123m |
最長部(最高) | 35m |
資材 | 安山岩 |
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画像募集中 | |||
英名 | Borobudur | ||
仏名 | Borobudur | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1)(2)(6) | ||
登録年 | 1991年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
使用方法・表示 |
9世紀、シャイレーンドラ朝の治世の間に建設され、祖先崇拝と言うインドネシア原産の信仰と入寂と言う仏教概念を折衷したジャワ島の仏教建築で造られた。[3]グプタ朝美術の影響も発揮し、この地域へのインドの影響力を反映する。[4]釈迦を祭る神殿でもあり、仏教の巡礼地でもある。巡礼者の旅は土台から始まり、ボロボドゥールの周りの通り道を辿り、欲界・色界・無色界の仏教の三界を象徴する三階を上に登り、物語レリーフパネル1460面が壁と手摺にある階段や回廊の複雑な網に巡礼者を案内する。ボロボドゥールは世界で最も大きくて完全な仏教レリーフ集を有す。[3]
証拠は、ボロボドゥールはジャワ島のヒンドゥー教王国の14世紀の衰亡とジャワ人のイスラム教への改宗に伴い、廃止されたことを明示する。[5]1814年、ボロボドゥールの位置について通知を土着インドネシア人から受けた当時ジャワ島の英国君主トーマス・ラッフルズはその存在を世界に紹介させた。それ以降、ボロボドゥールは複数の復旧事業によって保全されている。この復旧事業は最大が1975年から1982年までインドネシア政府とユネスコが引き受けたもので、以後はユネスコは1991年にボロボドゥールを世界遺産として指定。[3]
ボロボドゥールは今まで巡礼地で、一年に一回インドネシアの仏教徒はそこでヴェーサーカ祭を祝い、その結果インドネシアの最もよく訪ねられた観光地となる。[6][7][8]