人力飛行機
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人力飛行機(じんりきひこうき、じんりょくひこうき[注 1]/英:Human powered aircraft, Human powered airplane)は、人間の筋力のみを動力源とし飛行する飛行機のことである。純粋な人力飛行機においては推進力としてのモーター等の併用は認められないが、操縦系統などでサーボモータ等を使うことがある。人力飛行機という言葉は固定翼機の形態を指すことが多いが、広義には人力ヘリコプターや人力オーニソプターを含める場合もある。
英語では Human powered aircraft が用いられることが多いが、国際航空連盟(Fédération Aéronautique Internationale/FAI)の分類では Humanpowered Aircraft は固定翼機である人力飛行機の他に人力ヘリコプターや人力オーニソプターも含む人力航空機を意味し、人力飛行機は Humanpowered Airplanes に分類される[2][3][4]。また、英語の頭文字をとって、しばしばHPAと略される。[注 2]かつてはMan powered aircraft/MPAも用いられていた。また、自転車のように足でペダルを回して動力を得る足漕ぎ式の人力飛行機を特にPedal powered airplaneのように称することもある[8]。
本項では主に固定翼機について述べる。