中折式
ウィキペディア フリーな encyclopedia
中折式(なかおれしき、ブレイクアクション、英: break-action)とは、銃身にヒンジを有する銃を示す方式であり、尾栓(ブリーチ)を銃腔の中心軸に対して垂直に回転させることで弾薬の装填および排莢を行うものである。銃によってはこの動作とは別に撃鉄を起こす操作(コッキング)が次弾発射前に必要となる場合がある[注釈 1]。中折式は二連散弾銃(英語版)、二連小銃(英語版)、複合銃(英語版)において普遍的な方式であり、さらには単発の小銃・拳銃・散弾銃や、信号拳銃、グレネードランチャー、空気銃のほか、いくつかの旧式の回転式拳銃の設計にも見られる。日本語では元折式(もとおれしき)と称する場合もあり、英語ではブレイクオープン、ブレイクバレル、ブレイクトップ、または古い回転式拳銃ではトップブレイクアクションとも呼ばれる。