三本手の生神女
ウィキペディア フリーな encyclopedia
三本手の生神女(セルビア語: Богородица Тројеручица, ギリシア語: Παναγία Τριχερούσα, 英語: "Three-handed Theotokos")は、アトス山にあるヒランダル修道院が所有する有名な奇跡の生神女マリヤのイコンのこと。
神の母マリヤ(生神女)が幼いイイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)を抱いている姿を描いている。オリジナルのイコンにはリザが付けられている。
ヒランダル修道院はセルビア正教会系の修道院である。セルビア正教会で最も重要なイコンとしても位置づけられ[1]、ごく最近までこのイコン画はヒランダルの修道院長であった[2]。イコンの裏には聖ニコラオスの図がある[1]。