ヴィクトリア女王のウェディングドレス
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ヴィクトリア女王のウェディングドレス(ヴィクトリアじょおうのウェディングドレス)では、イギリス女王ヴィクトリアが、1840年2月10日のアルバート公との結婚式(en)に着用したウェディングドレスについて述べる。ヴィクトリア女王は、当時はウェディングドレスとしては使用されることが稀であった白をドレスの色に選んだ[1]。ドレスは厚みのあるシルクサテン製で[2]ホニトンレースを使用した。ヴィクトリア女王がホニトンレースをウェディングドレスに採用したことは、ホニトンレースの産地であるデヴォンのレース産業にとって強力な後ろ盾となった[3][4]、ヴィクトリア女王が白いウェディングドレスを着用したことが花嫁衣装に白を使う伝統の始まりとされているが[5][6]、王族の中で初めて白いウェディングドレスを着たのがヴィクトリア女王という訳ではない[7]。