モンキー・アイランド
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モンキー・アイランド (The Secret of Monkey Island) は、1990年にルーカスフィルム・ゲームズが開発・発売したポイント・アンド・クリック型のグラフィック・アドベンチャーゲーム。海賊時代のカリブ海を舞台とし、海賊になることを夢見る青年ガイブラシ・スリープウッドとなって、架空の島々を探検しながらゲームを進行していく。
ジャンル | アドベンチャーゲーム |
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対応機種 |
IBM PC Amiga |
開発元 | ルーカスアーツ |
発売元 |
ルーカスアーツ ビクター音楽産業 |
ディレクター | ロン・ギルバート |
デザイナー |
ロン・ギルバート ティム・シェイファー デイブ・グロスマン |
音楽 |
マイケル・ランド パトリック・マンディ |
シリーズ | モンキー・アイランドシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア |
フロッピーディスク CD-ROM |
発売日 |
1990年10月 1992年9月 FM-TOWNS 1993年9月 メガCD |
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ルーカスフィルムの社員、ロン・ギルバートが1988年に企画し、ティム・シェイファー、デイブ・グロスマンとともにゲームデザインを行った。ギルバートは、当時のアドベンチャーゲームに対する不満から、プレイヤーキャラクターが安易に死んでゲームオーバーにならないようにし、探索に重点を置いたゲーム性を実現した。ゲームの雰囲気は、ディズニーランドの「カリブの海賊」をモチーフにしている。本作で5作目となるSCUMMエンジンは、大幅に改良され、より使いやすいインターフェイスになっている。
このゲームの初期リリースには、特徴的なコピープロテクトが施されていた。「Dial-a-Pirate」という段ボール製の円盤が付属し、それを回転させて、画面に表示されている海賊の絵と一致させることでゲームを開始できるコードが得られるようになっていた[1]。
本作の独創性、音楽、映像、ゲーム性は高く評価されており、史上最も偉大なビデオゲームの一つとして挙げる出版物もある[2] 。
このゲームは、「モンキー・アイランドシリーズ」と総称される数多くの続編を生み出した。また、ギルバート、シェーファー、グロスマンの3人は、続編の「モンキー・アイランド 2 ルチャックの逆襲」の開発も担当した[3]。ルーカスアーツは2009年にオリジナルのリメイク版を発売し、こちらもゲームメディアから高い評価を得た。
日本では1992年9月、ビクター音楽産業からFM TOWNS版が、1993年9月には『モンキー・アイランド ユーレイ海賊大騒動!』のタイトルでメガCD版が発売された[4]。さらに1994年にはビクターエンタテインメントから続編の『モンキー・アイランド ルチャックの逆襲』(FM-TOWNS版のみ)がリリースされている。