ボールトンポール バリオール
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バリオール (Boulton Paul Balliol) は、1950年代前半にイギリス空軍・海軍で使用された練習機で、ボールトンポール社が開発した。当初はターボプロップ・エンジンを搭載した練習機として開発されたが、その後空軍がピストン式エンジンを搭載することに仕様を変更したため、ロールス・ロイス社製のマーリンエンジンを搭載して完成した。1950年頃から配備が始まったが、その後ジェット・プロボストが配備されるとこれに切り替えられたため、199機の生産で生産打ち切りになった。この内、12機はセイロン空軍用である。これとは別に、海軍用の機体が30機製造された。これが、シー・バリオールで、着艦フックと主翼の折りたたみ機構を有していた。シー・バリオールは1950年代後半まで使用され、最後の機体は1969年まで飛行していた。
ボールトンポール バリオール
バリオールはボールトンポール社製の航空機の内、正式採用された最後の機体であった。