ボクサーズ・アンド・セインツ
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『ボクサーズ・アンド・セインツ』(Boxers & Saints) は中国系アメリカ人の漫画家ジーン・ルエン・ヤンによるグラフィックノベル作品[1]。「ボクサーズ」と「セインツ」の2冊からなる。2013年にファーストセカンド・ブックス(英語版)から刊行された。2024年時点で日本語版はない。
概要 ボクサーズ・アンド・セインツ, 発売日 ...
ボクサーズ・アンド・セインツ | |
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発売日 | 2013年 |
出版社 | ファーストセカンド・ブックス |
制作陣 | |
ISBN | 9781596433595 (Boxers) 9781596436893 (Saints) 9781596439245 (Boxers & Saints, Boxed Edition) |
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20世紀初頭の中国で起きた義和団の乱 (英: Boxer Rebellion) が題材にされている。「ボクサーズ(→拳士たち)」の主人公リトル・バオは山東省出身の少年で、始皇帝をはじめとする英傑の霊から力を授けられて義和団を起こし、中国に進出しつつあった西洋人とキリスト教徒に戦いを仕掛ける[2]。「セインツ(→聖人たち)」の主人公「四娘」はリトル・バオと同じ地域に生まれるが、一族の中で疎外されてカトリックに居場所を求め、ジャンヌ・ダルクの亡霊に導かれてその後を追おうとする。