プロントジル
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プロントジル(Prontosil、別名:Sulfonamidochrysoïdine等)は合成抗菌薬の一つで、最初に開発されたサルファ剤である。1932年[1]ドイツのIGファルベン社で発見された。グラム陽性球菌には比較的広く有効であるが、腸内細菌には無効である。プロントジルを元に続々とサルファ剤が開発され、医学を一変させた[2]。ゲルハルト・ドーマクはプロントジルの発見に対し、1939年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
概要 IUPAC命名法による物質名, 臨床データ ...
IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
投与経路 | Oral |
識別 | |
CAS番号 | 103-12-8 |
PubChem | CID: 66895 |
ChemSpider | 16736190 |
ChEMBL | CHEMBL488279 |
別名 | Sulfamidochrysoïdine, Rubiazol, Prontosil rubrum, Aseptil rojo, Streptocide, Sulfamidochrysoïdine hydrochloride |
化学的データ | |
化学式 | C12H13N5O2S |
分子量 | 291.33 g/mol |
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