ブリネル硬さ(ブリネルかたさ、英: Brinell hardness)は、工業材料の硬さを表す尺度の一つであり、押込み硬さの一種である。記号はHB(Brinell hardness number=BHNも使われるが、HBの方が一般的)。
試験法は1900年にスウェーデンの工学者であるヨハン・ブリネル(Johan August Brinell)により考え出された。
計測によって生じるくぼみの直径は最大で5mm程度と大きく、硬さが不均一な鍛造品や鋳物など材料の平均的な硬さを評価する場合等に使用される。