フィムヴォルズハウルス
ウィキペディア フリーな encyclopedia
フィムヴォルズハウルス(アイスランド語: Fimmvörðuháls, [ˈfimːˌvœrðʏˌhauls][ヘルプ/ファイル], 「五つのケルン状の嶺々」の意[1])とは、アイスランド南部にある、エイヤフィヤトラ氷河とミルダルス氷河に挟まれた地域のことである。
スコウガル村からソウルスモルク(アイスランド語: Thórsmörk)自然保護区へと向かう道がここを通っており、22 km の長距離と 1000 m の高低差にもかかわらず、アイスランドで最も人気な散歩道の一つとなっている。 フィムヴォルズハウルスには、アイスランドにあるハイキング協会の一つウーティヴィスト(アイスランド語: Útivist)が所有する、近代的で快適な山小屋が設置されている。その近くにはバルドヴィンススカウリ(アイスランド語: Baldvinsskáli)という、もう少し古くて設備も少ない山小屋もある。スコウガル村からの道筋は特に美しく、道に沿って数多くの滝を見ることができる。この道は6月中旬から8月下旬までの間のみ通ることができる。1970年5月16日夜に、3人の旅行者が吹雪に巻かれてこの山道で亡くなった。
フィムヴォルズハウルス道からさらに引き続いて、ロイガヴェーグル(アイスランド語: Laugavegur)道を通り、ソウルスモルクからランドマンナロイガル(アイスランド語: Landmannalaugar)へと向かうことができる。この場合、旅程は4-6日間ほどになる。