パドレ・テンブレケ水道橋
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パドレ・テンブレケ水道橋 (スペイン語: Acueducto del Padre Tembleque) は、メキシコのメヒコ州とイダルゴ州に残る16世紀の水道橋で、フランシスコ会士のフランシスコ・デ・テンブレケ(スペイン語版)の指導で17年を費やして建造された。アドベも駆使したこの水道橋は、最も高いところでは38 mにもなり、ヨーロッパの水利技術の蓄積と、アメリカ大陸先住民の文化との優れた融合として、2015年の第39回世界遺産委員会でUNESCOの世界遺産リストに登録された(登録名は「パドレ・テンブレケ水道橋の水利システム」)。パドレは「神父」の意味であり、テンブレケ神父の水道橋とも表記される。