トリスタン・コルビエール
フランスの詩人 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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トリスタン・コルビエール(Tristan Corbière, 本名:Édouard-Joachim Corbière, 1845年7月8日 - 1875年3月1日)は、フランスのブルターニュ地方出身の詩人。僅か29歳で結核により夭折し、生涯は無名であったが没後に詩人のポール・ヴェルレーヌやジュール・ラフォルグによって作品が高く評価された。ティボーデによってマラルメ、ヴェルレーヌ、アルチュール・ランボー、ロートレアモン伯爵と並び『1870年の5人の異端者』に数えられる。
ヴェルレーヌが著書『呪われた詩人たち』の中で紹介したことをきっかけに、コルビエールの作品が広く読まれるようになった[1]。代表作は1873年にパリで自費出版した詩集『黄色い恋』である。
フィニステール県プルジャン(en:Ploujean)(現:モルレー)に海軍士官、海洋小説家であるエドゥアール・コルビエール(en:Édouard Corbière)の元に生まれる。従兄弟にピクトリアリスムのカメラマン、コンスタント・プヨ(en:Constant Puyo)がいる。