トゥヴァ人民共和国
ウィキペディア フリーな encyclopedia
トゥヴァ人民共和国(トゥヴァじんみんきょうわこく、ロシア語: Тувинская Народная Республика、トゥバ語: Tyva Arat Respublik、キリル文字表記:Тыва Арат Республик、略称:TAR, ТАР)は、テュルク系民族のトゥバ人を主体としてシベリアのアルタイ山脈付近に存在した国家。のちにソ連領のトゥヴァ自治州、自治ソビエト社会主義共和国を経て、現在はロシア連邦のトゥヴァ共和国となっている。
- トゥヴァ人民共和国
- Тыва Арат Республик(トゥバ語)
Туви́нская Наро́дная Респу́блика
(ロシア語) -
← 1921年 - 1944年 → (国旗) (国章)
なお、トゥバ人の固有の民族名はトゥバあるいはトゥワ(便宜上 в=v と表記されるが、bの軟音化したβ音)であるが、ロシア語の転写Тува(Tuva)に基づいて従来トゥーヴァ、チューヴァなどと表記されていた。本項では、ソ連の影響下に成立していた国家体制としてはトゥヴァ、地域・民族名称としてはトゥバと表記する。
- トゥバ(地域・民族)の概要と現状はトゥヴァ共和国も参照。