ダブリン・ウイスキー火災
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ダブリン・ウイスキー火災(ダブリンウイスキーかさい、Dublin whiskey fire)は、1875年6月18日にダブリンのリバティーズ(The Liberties)で発生した火災。保税倉庫に保管してあったウィスキーが引火し、燃える川となって周囲のストリートを流れた。火災の続いたのはわずか1夜であったが、13人の死者を出し、ウィスキーだけで600万ユーロ(インフレ調整済)の損害を出した[1]。この火災の死者は全員、アルコール中毒が原因で亡くなっており、煙の吸いこみや焼死ではない。このとき人々が飲んだウイスキーの川は、ザ・クーム(The Coombe)まで流れ、水深6インチ (150 mm)に達した[2]。