ダイマクション地図
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ダイマクション地図(ダイマクションちず、英: Dymaxion map)は世界地図のひとつである。地球を多面体上に投影したもので、さまざまな形の展開図へと展開できる。バックミンスター・フラーによって発明され、1946年に特許が取得された。このときの例としては立方八面体(ベクトル平衡体)への投影が示されている。1954年に The AirOcean World Map(空海一体世界地図)として発表された版では、正二十面体への投影に変更され、今日ではこれが最も有名である。「ダイマクション」という名前は、フラーが自身の発明のいくつかに付けているものである。
他の多くの投影法と異なり、ダイマクション地図では地球全面を正確に再現することを目指している。多面体の各面は心射図法であり、したがって、ダイマクション地図の各面を拡大することは、その投影法と等価である。