ジャズ・シンガー
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この項目では、1927年の映画について説明しています。その他の用法については「ジャズ・シンガー (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
『ジャズ・シンガー』(The Jazz Singer)は、1927年10月6日にアメリカ合衆国のワーナー・ブラザースが公開し、ヴァイタフォン方式による音声付きの映画。やや不正確な表現であるが、しばしば長編映画として「世界初」のトーキーとして言及されることがある。
概要 ジャズ・シンガー, 監督 ...
ジャズ・シンガー | |
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The Jazz Singer | |
映画のポスター | |
監督 | アラン・クロスランド |
脚本 | アルフレッド・A・コーン |
原作 | サムソン・ラファエルソン |
出演者 | アル・ジョルソン |
音楽 | ルイス・シルヴァース |
撮影 | ハル・モーア |
編集 | ハロルド・マッコード |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1927年10月6日 1930年8月21日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $422,000 |
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「Wait a minute, wait a minute. You ain't heard nothin' yet! (「待ってくれ、お楽しみはこれからだ!」 直訳では「―君はまだ何も聴いてないんだぜ」)」というセリフが有名である[1]。2005年6月に発表された「アメリカ映画の名セリフベスト100」ではこのセリフが第71位にランクインしている。映画全編を通してのトーキーではなく、部分的なトーキー(パートトーキー)だったが、驚異的な興行収入を記録し、トーキーの時代の幕開きとなった。第1回アカデミー賞で脚色賞部門でノミネートされた。