ゴドルフィンアラビアン
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ゴドルフィンアラビアン(Godolphin Arabian)またはゴドルフィンバルブ(Godolphin Barb)(1724年ごろ - 1753年)は、サラブレッド三大始祖の一頭、遺伝的にはサラブレッド最大の創始者。
概要 ゴドルフィンアラビアン (ゴドルフィンバルブ), 品種 ...
ゴドルフィンアラビアン (ゴドルフィンバルブ) | |
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ゴドルフィンアラビアンと猫のグリマルキン | |
品種 | DNA解析結果:ターク種可能性 |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生誕 | 1724年ごろ |
死没 | 1753年 |
父 | 不明 |
母 | 不明 |
生国 | シリア周辺(北アフリカとも) |
生産者 | 不明 |
馬主 | 第2代ゴドルフィン伯 |
競走成績 | |
生涯成績 | 不出走 |
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伝説的な生涯が伝えられており、その馬生は小説にもなった。
ベルベル族が多く住む地域からフランスへ輸入された後にイギリスに売られたたためバルブ種として登録されていたが、近年のY染色体ハプロタイプの解析の結果血統的にはバイアリーターク(Tb-oB1)と同じTb-oグループに属するTb-oB3b(かつてはTb-gとされたこともある)と判明。Tb-oB3bは典型的なトルコマン系ターク種(Turk, 「テュルク」の意)との血縁関係を強く示唆する遺伝子だが、アラブ種一部血統との血縁関係[1]もあり得るという。(なお、ダーレーアラビアンはTb-d。)