イタリア国鉄ETR300電車
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イタリア国鉄ETR300電車 (イタリア語: Elettrotreno FS ETR.300, Settebello) はセッテベッロ(セッテベロとも。イタリアのカードゲームであるスコパで用いられる切り札の名に由来する。以下セッテベッロ)の愛称で知られるかつてイタリアで活躍した電車方式の高速列車編成 (Elettrotreno Rapido, ETR) である。
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概要 ETR 300 Settebello, 基本情報 ...
ETR 300 Settebello | |
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基本情報 | |
製造所 | ブレーダ・コストゥルツィオーニ |
製造数 | 3編成21両 |
主要諸元 | |
編成 | 7両 |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 | 直流3kV |
最高運転速度 | 160 km/h |
設計最高速度 | 200 km/h |
編成定員 | 160名(落成時),190名(1959年以降) |
車両定員 | 40名(1等車) |
編成重量 | 328 t |
編成長 | 165.5m(7両合計) |
主電動機出力 | 190kw |
編成出力 | 2,600kW |
備考 |
軸配置 Bo'2'Bo'+Bo'2'2'Bo'+Bo'2'Bo'
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編成は7両で構成されていた。ペンドリーノが導入されるまでの約30年間にわたり、イタリア鉄道の誇りとして存在した。また名鉄7000系電車に代表される、日本などの鉄道車両のデザインにも影響を与えたことで知られている。
セッテベッロはペンドリーノとは異なり振り子機構は装備していない。また、現代のイタリアの高速列車であるETR500も線形の良い高速新線での使用を前提としているため、同様に振り子機構を装備していない。