アルル王国
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アルル王国は、旧ブルグント王国のあった地域に存在した王国。ブルグント王国とも呼ぶ。933年、ユーラブルグント王国のルドルフ2世がウーゴのキスユラブルグント王国(プロヴァンス王国)を併合して成立した。
- アルル王国
- 仏: Royaume d’Arles
独: Königreich Arelat -
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←933年 - 1378年[Notices 1] →
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→(国章)
12世紀及び13世紀の帝国アルル(緑色)。-
- 表記は神聖ローマ帝国からフランスへのアルル王国割譲時。ブルグント王家は1032年に断絶し、神聖ローマ皇帝がブルグント王を兼ねた。
この王国がアルル王国と呼ばれるのはアルルを首都としたためである。またアルルを首都とした後のキスユラブルグント王国もアルル王国と呼ばれることがある。地中海からライン川上流域までを領土とし、2015年までのフランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール、ローヌ=アルプ地域圏、フランシュ=コンテ地域圏、及びスイス西部とおおよそ一致する。独立した王がいたのは1032年までで、その後は神聖ローマ帝国の構成国家となった。